2009年11月23日月曜日

平尾エイク415/442

今日まで行われているアンリュウ・リコーダー・フェスティバルに土曜日に出かけて,リコーダーを1つ(替え管も入れると2つ?)注文してしまいました(汗)。

以前から415のチェンバロなどと一緒に初期バロックをすることがありますが,後期バロック・タイプのリコーダーだとどうしても鳴りに細さを感じたりヴァイオリンと張り合うと負けてしまうので,ガナッシ・タイプで415がないものかと探していたところ,フェスティバルで展示されていた平尾工房のところに現物が展示されているではないですか!

工房のIさんと色々話しながら試奏してみると,楓のその楽器はガナッシのようにとても明るくよく鳴ります。しかも指がガナッシではなくてエイクのタイプと同じヒストリカルなだけなので,ガナッシの運指だと困難な細かい高音のパッセージが吹きやすいです。基本が415で替え管で442にも対応するという,直管ではなくて2分割タイプ。驚いたのは,ジョイントを木と真鍮を替えるだけで音のキャラクターが全く変わること!これには本当に驚きましたし,これを利用して吹き分けるということができるようです。後期バロックタイプだと,象牙マウントをする意味はそこにあるそうです。

つまり,タイプとしては過渡的ですが,そもそもファン・エイクの《笛の楽園》に載っているリコーダーのイラストは,時代が既にバロックであるにもかかわらずどうみてもルネサンス・タイプの1本削り出しの直管。

…注文してしまいました(汗)。Iさんが私が実際に試奏している指を見て右手小指をどの位置に開けるかを相談したり,どんな場面でどんなふうに吹くかをいうことをお話しすることで,作る方としてもイメージが絞り込めるということで,単にネットで注文するのとはやはり違うなぁと安心します。

前回のエイク466と同じく,翌年の春に完成予定です。これで415で初期バロックを演奏する時に,ぴったりきそうで楽しみです。ガナッシの明るくスコーンと抜けた音にはまってしまうと,ついついこればかり吹きたくなってしまいます。

別のところで今ガナッシ(ソプラノとアルトのそれぞれ442/446のセット)を注文しているので,それとの比較も今から楽しみです。

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