2012年1月11日水曜日

「バロック時代のギター音楽」(1/11 京都産業大学)


音楽文化論特別講義/文化学部聴覚文化セミナー2011秋〈その2〉としまして,イギリスを中心に活躍しておられるリュートおよびバロック・ギターの演奏家である竹内太郎氏が一時帰国される時にお招きして,コンサートをいたしました。

ギターといえば単弦の6弦が一般に知られていますが,それよりも少し小振りな複弦で5コースのバロック・ギターはなかなか生で見聞きすることはないと思いますので,そうした珍しい楽器を名手による演奏でお聴きいただける貴重な機会でした(私もリコーダーで少し参加させていただきました)。


音楽文化論特別講義/文化学部聴覚文化セミナー2011秋〈その2〉

バロック時代のギター音楽

■日時: 1月11日(水) 13:15〜14:45

■場所: 11号館1Fロビー(大学の最も奥の建物になります。http://www.kyoto-su.ac.jp/outline/campus/cam_map.htmlの17番の建物です)

■演奏: 竹内 太郎(バロック・ギター)
              http://www.crane.gr.jp/~tarolute/
                     +
              竹内 茂夫(リコーダー)

■曲目:

不詳 Anonymous:スペイン舞曲 Danzas espanolas

エミリオ・デ・カヴァリエリ Emilio de’Cavalieri (1550頃-1602):
 フィレンツェの歌 Aria di Firenza

シャコンヌによる即興 Improvisation on Ciaconna

ダリオ・カステッロ Dario Castello (1590頃-1658頃):
 《現代様式の協奏ソナタ第2集Sonate Concertate in Stil Moderno, Libro II》より
 高音独奏のためのソナタ第1番Sonata Prima à Sopran solo

ヨハン・ゼバスチャン・バッハ Johann Sebastian Bach (1685-1750):
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番
 Partia 3za a Violino Solo senza Basso BWV1006より
  ロンド風ガヴォット Gavotte en Rondeau

《ディヴィジョン・フルートThe Division Flute》より ( 1706, 1708):
 グリーン・スリーブズによるグラウンド Green Sleeves to a Ground

スペインのフォリアによる即興 Improvisation on Folies d'Espagne 他

4 件のコメント:

  1. チラシの画像を付けて,予定曲目も掲載しました!

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  2. 新しいCDをリリースされるので,PVがYouTubeに上がっています。

    バロック・ギター(5コース),ロココ・ギター,6コース・ギター,イングリッシュ・ギター,ピアノフォルテ・ギター(プレイエル製の何と鍵盤付き!)を,即興演奏のシャコンヌも含めて自在にかき鳴らす,見ているだけで楽しい動画です!

    ぜひ実物を見にきて下さい!

    Taro Takeuchi plays early guitars - Part 1

    Taro Takeuchi plays early guitars - Part 2

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  3. 終了しました。

    聴衆の数が少なかったのは残念でしたが、遠くからもきて下さった方もあり感謝でした。

    学生のコメントを見ると、滅多に見聞きできないバロックギターの音色と演奏技法に魅了された様子でした。

    結局リハは本番前1回(!)で、しかも1曲はその時にほぼ完全に即興でやることになって、どうなることかでしたけど、どうにかなって面白い音の「対話」ができたと思います。
    もちろん勉強になったことがものすごくたくさんありました。

    来て下さった方、打ち上げに参加して下さった方、ありがとうございました!

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  4. 当日の曲目を掲載しました。

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