2009年3月14日土曜日

バロック・カフェ(3/14)

日時: 3月14日(土) 14:00〜
会場: 近江福音自由教会(JR湖西線唐崎駅下車)

リコーダー:竹内 茂夫
バロック・ヴァイオリン:岡林 鮎美
チェンバロ:川勝 さちこ

♪T・メールラ (1594/1595-1665):
 カンツォーナ《めんどり》
♪F・A・ボンポルティ (1672-1749):
 ヴァイオリンと通奏低音のためのインヴェンシオーネ変ロ長調 作品10第5番
♪J・M・オトテール "ル・ロマン" (1674-1763):
 横型フルートと通奏低音のための組曲ホ短調 作品2第4番
♪G・ベーム (1661-1733):
 組曲第7番 へ長調
♪P・ド・ラヴィーニュ (1700頃-1750):
 ミュゼット,ヴィエール,リコーダー,トラヴェルソ,オーボエ他と通奏低音のためのソナタハ長調 作品2第1番
♪G・P・テレマン (1681-1767):
 リコーダー,オーボエと通奏低音のためのソナタホ短調 TWV42:e6


11月の宝塚音楽回廊にてご一緒した岡林さんと川勝Sさんに来ていただいての「バロック・カフェ」も楽しく,本当に楽しく終了しました。個人的には,あの音やあの音をミスったなというのはありますけど,全体的な流れはどの曲もこれまでで一番良く出たように思います。

初めてかけたオトテールのホ短調もド・ラヴィーニュも,まずは良い感じでした。オトテールは,その中に「ブランデーが似合う雰囲気」(by 岡林さん)にはまりすぎないで,どこかに必ず冷静な部分を残しておくことが必要だとは思いました。アンコールに讃美歌を用意して,演奏しながら皆さんに歌っていただき,良い感じで終了したと思います。

朝はとてもひどい天候で,風雨がきつくてJRも影響があってどうなることかと思いましたけど,天気予報では午後から急速に回復するとのことで,それを期待していたら,果たしてその通りになりました。

朝の調律の時はまだ風雨がひどくて,ともかく本番と同じコンディションで暖房も入れての調律。お陰であまり狂わずにすみました。とはいえ低音はどうしても低くなっていくので,その後2回調律しましたが,全体的にはキルンベルガーIIIが美しく響いてくれたと思います。

リハも食事をはさんで結局3時間近くみっちりやって,本番ではその成果が出たのではないかと思います。ド・ラヴィーニュのタンブーランで突如タンバリンを入れてみましたが,これだけはリハをしておいた方が良かったかもです(笑)。

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