練習日記ブログに書いていたバロック・ギターの曲集にあるフォリーアスについてのまとめを,こちらに転記しました。
というのは,バロック・ギターで来月のバロック・ダンスの発表会での模範演技の伴奏をさせて頂くことになったので,集中的に練習しているためです。
今手元にあって発見できているのは次の通りです(随時追記)。
Pico ?1628(イ短調,ヘ短調,ニ短調) 元はMillioni 1620年代(未入手)
この人の曲集の常だけど,リズムがわからない。フォリーアは比較的同じパターンではあるけど
Corbetta 1639(イ短調,ニ短調,ト短調,ロ短調,ホ短調)
ラスゲアードのみだがパッセッジャータ付き(「D」イ短調,「E」ニ短調,「O」ト短調,「X」(=2K) ロ短調,「+」ホ短調と実に様々な調!)
Bartolotti 1640(ト短調)
最後の方に「Follia」があるけど,後のMarchettiのようにFoliaとは言語が違うだけらしい(ト短調)
Bartolotti 1655(ト短調)
この第2巻の最後にある「Follia」は和声進行もリズムもフォリーアっぽい(ト短調)
Calvi 1646(イ短調,ニ短調)
Corbettaの劣化コピー?のためかラスゲアードのパターンのみ(「D」イ短調,「E」ニ短調)
Marchetti 1660(ト短調,ニ短調) 元はMillioni 1620年代(未入手)
これも元はMillioni。いくつか入っている
Corbetta 1671(ト短調,ニ短調)
《王のギター》にあって,短めのト短調と長めのニ短調がある。New Groveの記事にもあるけど,この年代ながら既に先の3つの曲集とは違って後期型になりつつある。
Guerau 1694(ニ短調)
プンテアードが基本ながら少数のラスゲアード。16分音符や付点8分+16分で跳ねる連続がないことを考えると,結構高速のはず
Sanz 1697(ニ短調)
短いラスゲアードと短いプンテアード
de Murcia 1714(ハ短調)
「とても遅く。フランス流で」と明記。「混合」タブラチュアでラスゲアードとプンテアードが混在,長い(「3K」ハ短調)
le Cocq/Castillion 1730(ニ短調)
「スペインのフォリア」と明記。「混合」タブラチュアではないけど事実上ラスゲアードとプンテアードが混在,長いけどレピッコや8分の9拍子の変奏を含む多彩な曲構成
今はテオルボでの通奏低音を中心に活動しております。 お気軽に musicaantiquaohmi(at)yahoo.co.jp((at)は@に変更をお願いいたします) にご連絡いただれば幸いです。 湖国に住みながらなぜか阪神方面,名古屋,東京での活動が多い,テオルボ(キタローネ),バロック・ギター,(ルネサンス・)リコーダー奏者です(エレキベースやアコースティック・ギター奏者,合唱指揮者,オーケストラ練習指揮者も務めていました)。 本職は別にありますが,これまでリコーダーやバロック・ギターのコンサート,リコーダーや1750年までの(教会)音楽史,旧約聖書の音楽や原語のヘブライ語についての講演などを行っています。
2015年7月23日木曜日
2015年7月10日金曜日
演奏音源へのリンク1(和泉市久保惣記念美術館 2014/2/15)
無伴奏ソロの納得できる音源はなかなかできていませんが,17世紀イタリア初期バロックのアンサンブルのEnsemble Passamezzo Anticoの演奏動画はメンバーが撮って下さいましたので,自分が演奏に参加している曲にリンクすることにしました。
作曲家のABC順にリンクしておりますが,自分のソロ曲は先頭にしました。
よろしければご覧下さいませ。
【和泉市久保惣記念美術館(2014/2/15)】
Bartolomeo de Selma y Salaverde / Canzon [Terza per] Soprano Solo
Dario Castello / Sonata Demica.Doi Soprani e Fagotto ouer Viola
Maurizio Cazzati / Ballo de Cavaglieri - Sua Corrente
Giovanni Paolo Cima / Sonata à 3. Violino,Cornetto e Violone
Andrea Falconieri / Ciaccona
Andrea Falconieri / Folias echa para mi Señora Doña Tarolilla de Carallenos
Alessandro Grandi / Amo Christum
Alessandro Grandi / Salve Regina
作曲家のABC順にリンクしておりますが,自分のソロ曲は先頭にしました。
よろしければご覧下さいませ。
【和泉市久保惣記念美術館(2014/2/15)】
Bartolomeo de Selma y Salaverde / Canzon [Terza per] Soprano Solo
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Maurizio Cazzati / Ballo de Cavaglieri - Sua Corrente
Giovanni Paolo Cima / Sonata à 3. Violino,Cornetto e Violone
Andrea Falconieri / Ciaccona
Andrea Falconieri / Folias echa para mi Señora Doña Tarolilla de Carallenos
Alessandro Grandi / Salve Regina
2015年6月22日月曜日
ハモリ隊(2015/6/21,聖救主教会主日礼拝)
お江戸出張の時には知り合いがいる聖公会の教会で礼拝を守るようになっています。
昨年6月に伺った時に「ハモリ隊」の一員として礼拝で歌わせていただきましたが,今年もお声がかかりました。
しかも,メールを重ねるごとに曲が増えていって結局3曲になり,譜読み(リズム読み)はともかく個人練習の時間がほとんど取れないので,本番前の練習だけで何とか…と思って伺いました。
Byrdの英語の発音が現代とは違って音節の切り方も違ったので少し難儀したのと,天気が悪くて気圧が低かったせいか練習の時には右耳が詰まって音程が取りにくかったのですが,本番ではご一緒した皆さんの集中も素晴らしくて,耳も復調したのかあるいは詰まっても気にならずに楽しく歌えました!
最初の入堂の時には
♪R. Vaughan Williams: O taste and see (a4)
をテノール2名の一員として,陪餐の時には
♪W. Byrd: Prevent us, o Lord (a5)
♪C.V. Stanford: Beati quorum via (a6)
を,前者はテノール2名の一員として,後者はバスIとしてOVPPで歌いました。
どれもステキな曲で,特にStanfordの6声の曲は本当に緻密に効果的に作られていて,詩篇119:1の歌詞と相まってすっかり魅了されました。
昨年6月に伺った時に「ハモリ隊」の一員として礼拝で歌わせていただきましたが,今年もお声がかかりました。しかも,メールを重ねるごとに曲が増えていって結局3曲になり,譜読み(リズム読み)はともかく個人練習の時間がほとんど取れないので,本番前の練習だけで何とか…と思って伺いました。
Byrdの英語の発音が現代とは違って音節の切り方も違ったので少し難儀したのと,天気が悪くて気圧が低かったせいか練習の時には右耳が詰まって音程が取りにくかったのですが,本番ではご一緒した皆さんの集中も素晴らしくて,耳も復調したのかあるいは詰まっても気にならずに楽しく歌えました!
最初の入堂の時には
♪R. Vaughan Williams: O taste and see (a4)
をテノール2名の一員として,陪餐の時には
♪W. Byrd: Prevent us, o Lord (a5)
♪C.V. Stanford: Beati quorum via (a6)
を,前者はテノール2名の一員として,後者はバスIとしてOVPPで歌いました。
どれもステキな曲で,特にStanfordの6声の曲は本当に緻密に効果的に作られていて,詩篇119:1の歌詞と相まってすっかり魅了されました。
2015年6月15日月曜日
音楽の日 2015 Fête de la musique(2015/6/20,アンスティチュ・フランセ東京)
音楽の日 2015 Fête de la musique
にて,バロック・ギターと共演します!
※終了しました!
合わせなしの本当にぶっつけ本番でしたけど,
お互いに楽しくできました!
夜には,チェンバロとチェロの方も加わって,
初期バロック合わせ大会があり,
その時にもリベンジしました。
■場所 アンスティチュ・フランセ東京(旧日仏学院)
東京都新宿区市谷船河原町15
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/fete-de-la-musique-2015/
アクセス 飯田橋駅: JR総武線、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線、
都営地下鉄大江戸線下車 西口より徒歩7分
クラシックセレクション(第一部)
11:40
D.カステッロ: 新しい様式の協奏風ソナタ第2巻第1番&第2番
リコーダー無伴奏ソロ
竹内 茂夫(リコーダー)
西垣 林太郎(バロックギター)
2015年6月13日土曜日
~「笛ゼミ」でヨーロッパ古楽の歴史と演奏法を知る~(2015/6/14,京都産業大学12304教室)
~「笛ゼミ」でヨーロッパ古楽の歴史と演奏法を知る~
オープンキャンパス文化学部イベント
※終了しました。
日曜の午後ということもあり,ご来場下さった方は多くはありませんでしたが,
熱心にお聴き下さりありがとうございました!
古楽の歴史は当時の宗教と政治と不可分であることをゼミ生が紹介し、毎年行なう「笛ゼミ演奏会」のようにゼミ生と教員でリコーダーのデュエット曲(+通奏低音)を現代とは違うバッハ以前のバロック様式を踏まえて楽しく演奏します(写真は昨年の笛ゼミ演奏会でのリコーダー・デュオ)。
ぜひお越し下さいませ!
■日時 2015年6月14日(日) 15:10~16:00
■場所 京都産業大学12号館12304教室
■曲目(予定)
G.フレスコバルディ (1583-1643)
2つの高音楽器のためのカンツォン第1番(1634)
■演奏
筒井茉衣、野口彩(ソプラノ・リコーダー、国際文化学科2回生)
竹内茂夫(バス・リコーダー)
■ゼミ紹介
美濃部勝哉、高橋小鈴(国際文化学科3回生)
2015年4月25日土曜日
名古屋バロック音楽協会 第101回例会(2015/5/9,スタジオ・フィオリーレ(アンジュパティオ中村公園8F))
名古屋バロック音楽協会 第101回例会
※とても和やかな雰囲気の中,楽しく演奏できました!
ただ,個人的には「大事故」を起こしまして,
チェンバロさんにとても助けられて何とか止らずにできました。
どこかで再度演奏する時には,雪辱したいと思っています。
■場所 スタジオ・フィオリーレ(アンジュパティオ中村公園8F)
(地下鉄東山線 中村公園駅下車 2番出口より徒歩1分)
■出演 デュオ・パッサメッツォ・アンティーコ Duo Passamezzo Antico
(Rec:竹内茂夫,Cem:山下佐智子)
■曲目(予定)
ジローラモ・フレスコバルディ/
ヴァイオリン独奏またはコルネットのためのカンツォン第2番
Girolamo Frescobaldi/Canzon Seconda. Violino solo, ouer Cornetto
バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ/
高音楽器のためのカンツォン[第4番]
Bartolomé de Selma y Salaverde/Canzon [Quarta per] Soprano Solo
ケース・ブーケ マスタークラス 2015 in 大阪(2015/4/26,アンリュウ リコーダーギャラリー)
ケース・ブーケ マスタークラス 2015 in 大阪
※終了しました。
よく吹いている曲でしたが,相応しいアーティキュレーション,
それに伴うテンポの設定,バッターリャらしいキャラクター設定など
多くのことを学ぶことができ,テンポは倍速くなりましたが(汗)。
より楽しく吹けるようになりました。
■場所 アンリュウリコーダーギャラリー(レンタルスペース リトゥム ritm)
〒559-0003 大阪市住之江区安立3-8-12
■講師 ケース・ブーケ Kees Boeke(通訳:辺保陽一)
※16時からヴィルジリアーノで受講します!
2012年,時間を何とかやりくりして東京に出向いて受講して以来2回目です。
今回も初期バロックで受講します。
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