2019年1月26日土曜日

名古屋バロック音楽協会第115回例会(2019/1/26,フィオリーレ)


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名古屋バロック音楽協会第115回例会に出席して,バロック音楽演奏の研究成果の発表を2つ行い,合計18組の様々な編成による主にバロック音楽の発表を聴き,多くの人と交流を持つことができました。

発表の一つ目は歌とヴィオラ・ダ・ガンバとともにテオルボで,昨年記念年のジュリオ・カッチーニの《新しい音楽と新しい書法》(フィレンツェ,1614)より
〈愛の神よ 何を待っているのですか〉
〈愛は私に翼を与える〉
の通奏低音を,二つ目はバロック・ギターのソロでメキシコで発見されたサンティアゴ・デ・ムルシアの《サルディバル写本第4》(1732頃)から
〈騎士〉
Aのためのもう1つのカナリオス〉
を演奏しました。
後者は不思議な拍子で始まり,一見(一聴)するとかなりの変拍子に聞こえます(演奏する人間が斉所そう理解していました)。


その他に,今回は合唱と独唱など歌が多く,様々な編成で演奏されました。
楽器としては,リコーダー,ヴァイオリン,チェロ,ヴィオラ・ダ・ガンバ,リュート,チェンバロ,19世紀ギターが演奏されました。
作曲家としては,バロック定番のバッハ,ヘンデル,テレマンが複数ありましたが,その他にルネサンス期のピエール・ド・ラ・リューからロマン派のフレデリック・ショパンに至るまで演奏されました。

今回も出場者とともに聴衆の数も多くて立ち見が出るほどの盛況でした。

2019年1月13日日曜日

「17世紀バロック音楽フェスタ」 (2019/1/13 15:00,京都産業大学神山ホール大ホール)

音楽文化論特別講義2019

「17世紀バロック音楽フェスタ」

大変遅くなりましたが,
17世紀バロック音楽フェスタ,終演しました。
ご来場下さった皆さま,ありがとうございました!!
笛ゼミ生たちも準備と片づけ,頑張ってくれました♪


2018年7月に台風のため中止になりました「第14回音楽文化論特別講義2018コンサート」の振り替え公演を行います。リコーダーだけでなくヴァイオリンやオルガン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボといった古楽器、そして歌を加えた編成にて、〈アマリッリ〉で知られる今年生誕450年のカッチーニ、ルネサンス音楽からバロック音楽の橋渡しをしたモンテヴェルディを始めとする17世紀を代表するバロック音楽を演奏いたします。皆さまぜひお越しください。

日時:2019/1/13(日) 15時開演(14時半開場、17時終演予定)

場所:神山ホール大ホール 京都産業大学
   〒603-8555 京都市北区上賀茂本山   https://www.kyoto-su.ac.jp/access.html
   京都市営地下鉄国際会館駅または北大路駅より バス10〜15分

入場料:無料(申込・予約不要)

出演:
ソプラノ:  小田肇子
ヴァイオリン:上田浩之
テオルボ:  竹内茂夫
ヴィオラ・ダ・ガンバ:安藤素子
オルガン:  三島郁

プログラム(予定)
ファン・エイク 〈我が愛しのアマリッリ〉
フレスコバルディ カンツォン第1番
フォンタナ    ソナタ第3番
カステッロ    ソナタ第2巻第4番
カッチーニ   〈我が愛しのアマリッリ〉
モンテヴェルディ〈西風戻りて〉
モンテヴェルディ〈だからそれは本当なのか〉
 他

主催 竹内 茂夫(京都産業大学文化学部)atake@cc.kyoto-su.ac.jp
協力 京都産業大学文化学部「笛ゼミ」の皆さん

感謝の響きVol.9~祈り 飛翔 歓び(2020/12/29、兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール)

 感謝の響きVol.9~祈り 飛翔 歓び http://musikbell.com/concert.html 9月に引き続き、La voce del Seicentoで出演します! 感染を防ぐために入場を制限することになっておりますので、お手数ですが整理券を下記のサイトでお申し込...