太田光子先生のリコーダー・レッスン,坂本龍右先生のテオルボ(大型リュート)・レッスンおよび通奏低音講座(2コマ),高橋弘治先生(チェロ)の弦楽合奏講座(6コマ)にはリコーダーで出席しました。
また,あらかじめ組まれていたアンサンブル2つ(初期バロックと後期バロック)にてテオルボを弾き,急遽組まれたリコーダー・トリオの3つのアンサンブルでも合わせの他にそれぞれアンサンブル・レッスンをほぼ2回ずつ受けて,有益な助言を頂きました。
それらの成果を,最終日の受講生コンサートにて,弦楽合奏講座,アンサンブル3つで披露しました。
その他に講師コンサートではリコーダー,チェンバロ(鈴木美香先生),テオルボ,チェロ,ヴァイオリン(荻野美和先生),バロック・フルート(片岡博明先生)を使った様々な編成で,楽しいながらもお手本になるような演奏を聴かせて頂きました。
アンサンブルでは初めて合わせる方も多かったが,その中でアンサンブルを作り上げる面白さと難しさを実践的に学びました。
また,とりわけ通奏低音講座では,元禄時代の旗本御家人であり三味線奏者の原武太夫が記した『奈良柴』からの「三絃の教訓歌」の狂歌が披露されました。
驚くほど伴奏すなわち通奏低音の心得と似ており,さらに通奏低音奏者だけではなくて音楽家全般,そして聴衆のことにも触れられていて非常に興味深いものでした。
来年は,リュートとガンバが分かれて,新たに歌のクラスもできるとのことで楽しみです。
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