ファン・エイク《笛の楽園》全143曲演奏の試み(1)
~《笛の楽園》に描かれたリコーダー,フェルメールが描くギターによる~
日時 2017年7月8日(土) 15時00分(開場14時30分)
会場 京都産業大学神山ホール大ホール
入場 無料
演奏 竹内 茂夫(エイク・リコーダー,バロック・ギター)
ミッフィーの生みの親の故ディック・ブルーナ氏が住んでいたオランダ中部の都市ユトレヒト、この地の諸教会にてカリヨン,リコーダー奏者として活躍したのが盲目のファン・エイクです。後に2巻143曲にまとめられた《笛の楽園》(1644,49,56) には,学校でよく使われているものとは違うリコーダーが描かれています。また,焼き物で有名なデルフトにて同時代に活躍した画家フェルメールは「ギターを弾く少女」(1670-2) で現代とは違うギターを描いています。この2つの現代のコピー楽器を使って,《笛の楽園》全143曲を10年ほどかけて全曲演奏を,ギターにて関連する当時の舞曲を演奏する試みの第1回目です。珍しい楽の音をお聴きのがしなく!
曲目(予定)
J.ファン・エイクJ. van Eyck (1590頃-1657)
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof Eerste Deel》より
〈ダフネDaphne〉
〈とんまなサイモンMalle Symen〉
〈涙のパヴァーヌPavaen Lachrymae〉
〈天にまします我らの父よ Onse Vader In Hemelryck〉
〈マリアの賛歌D'Lof-zangh Marie〉
〈詩篇118Psalm 118〉(2つの版によるtwo versions)
他
F.コルベッタ F. Corbetta (1615頃-81)
D上のパッサメッツォPass'e mezo sopra il D~ディミニューションされた第2部Altra parte passegiata ~そのコッレンテSua Corrente~パッサメッツォのガリアルダ Gagliarda del Pass'e mezo~そのコッレンテSua Corrente (1639)
フォリアスFolias (1643, 1648)
第5旋法のプレリュード Prelud[e] al 5to tuono-アルマンドAlm[and]a-サラバンドSar[a]b[and]a (1648)
A.M.バルトロッティ A.M. Bartolotti (17世紀前半-1668以降)
フォリアFolia (1655)
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