土山キリスト教会の皆さま,お世話になりました。
また,礼拝に来て下さった方,午後の公開レッスンにご参加の皆さま,ありがとうございました。
礼拝では下記の2曲を,午後は7/3に演奏する曲から一部どソロで演奏して,教会音楽史のざっくりとしたお話の後,教会のワーシップ・バンドと聖歌隊の公開レッスンというかクリニック。
2つの演奏を聴いて,より良くなるためにできる限りのアドバイスをさせていただきました。この教会に呼ばれるのも今日だけかもしれませんから。
バンドは配置をリズム隊とコード楽器がまとまるように変更した後,EB, AG, EPに関してそれぞれかなり細かく指導して,また曲が分数コードが多くて理解がバラバラだったので和音をしっかり確認してもらいました。
聖歌隊はなるべくピアノを使わず無伴奏で和音の合わせ方を。あとは歌詞を読んでもらって言葉の切れ目を意識しながら朗読の延長として歌ってもらいました。発声練習でもより響く声を作るための発声練習を追加。
結局バンドも聖歌隊も歌詞をしっかり読んでもらって,できるだけ自分のものにすることで格段に良くなったと思います。ただ,2つとも英語からの翻訳ものなので,言葉のアクセントと音が合っていないのはどうしようもなく,日本語の詞で考えるとはいえ原詩も配ってそれを参照することも勧めました。
聴いている人から「音がどんどん変わって良くなっている」というのを聞いて,私もその過程がとても面白かったです。結局予定を超過して各1時間ずつ時間を費やしてしまい,とても疲れましたけど充実したひと時でした。
日時: 2010年6月13日(日) 10:30〜(礼拝)
場所: 土山キリスト教会(JR神戸線土山駅下車徒歩10分)
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck(蘭1590頃-1657):《笛の楽園》より
♪〈天にまします我らの父よOnse Vader in Hemelrijck〉
♪〈詩篇134篇Psalm 134〉(新聖歌60「天地こぞりて」)
今はテオルボでの通奏低音を中心に活動しております。 お気軽に musicaantiquaohmi(at)yahoo.co.jp((at)は@に変更をお願いいたします) にご連絡いただれば幸いです。 湖国に住みながらなぜか阪神方面,名古屋,東京での活動が多い,テオルボ(キタローネ),バロック・ギター,(ルネサンス・)リコーダー奏者です(エレキベースやアコースティック・ギター奏者,合唱指揮者,オーケストラ練習指揮者も務めていました)。 本職は別にありますが,これまでリコーダーやバロック・ギターのコンサート,リコーダーや1750年までの(教会)音楽史,旧約聖書の音楽や原語のヘブライ語についての講演などを行っています。
2010年6月13日日曜日
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