※こちらの記事の内容は,大まかには終了しました。
まだ秋学期は始まっていませんが,音楽文化論Bでもリコーダーを吹きます。
Bの方は後期ルネサンスからバロックの終わりまでですので,リコーダーのレパートリーとしてもよく吹かれる曲になりますし,作曲家としても一般によく知られたものになります。
Aのようにソロで吹いても良かったのですが,せっかくオケの皆さんも結構受講しておられるので,一緒に演奏しませんか?とAの終わりの時に打診をして,昨日第1回目の合わせをしました。
予定としては4回ほど,ヴィヴァルディは《夜》,ヘンデルは《水上》第3組曲,テレマンは協奏曲,バッハは《管組》2番から,いずれも抜粋で演奏する予定です。昨日は連絡の手違いでヴィヴァルディとテレマンしか練習できませんでしたが,それでもコンチェルトは面白いなぁと実感できたひと時でした。
できればどれかは全曲やって,教室以外の機会にできないかと画策中です。
秋のお楽しみが1つ増えました♪
今はテオルボでの通奏低音を中心に活動しております。 お気軽に musicaantiquaohmi(at)yahoo.co.jp((at)は@に変更をお願いいたします) にご連絡いただれば幸いです。 湖国に住みながらなぜか阪神方面,名古屋,東京での活動が多い,テオルボ(キタローネ),バロック・ギター,(ルネサンス・)リコーダー奏者です(エレキベースやアコースティック・ギター奏者,合唱指揮者,オーケストラ練習指揮者も務めていました)。 本職は別にありますが,これまでリコーダーやバロック・ギターのコンサート,リコーダーや1750年までの(教会)音楽史,旧約聖書の音楽や原語のヘブライ語についての講演などを行っています。
2009年11月6日金曜日
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今年度も始まりました1750年までの音楽史の講義です。 春学期は旧約聖書の時代から1517年頃までなので,そのあたりのリコーダーのレパートリーは実際には吹きませんが,バロックの曲を色々とリコーダーで吹くことで,学校でしか習っていないはずのリコーダーに対する見方が変わると良いな...
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春学期は案外サボってしまったのですが,秋学期の音楽文化論Bでは公開練習も兼ねてリコーダーを吹くことにしました。 時代的にもルネサンス後期からバロックに入りますし,レパートリーとしても選択はしやすいです。 今年は,去年のようなバロック・アンサンブルができるかどうかは微妙です...
10/1
返信削除♪ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):
《笛の楽園》より〈天にまします我らの父よOnse Vader in Hemelrijck〉(竹山ヴォイス415)
10/15
返信削除♪ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):
《笛の楽園》より〈詩篇134篇Psalm 134〉(平尾エイク466)
10/22
返信削除♪ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):
《笛の楽園》より〈詩篇68篇Psalm68〉(ガナッシG管466)
※詩篇36篇としても知られ,バッハのオルガン曲「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」や《マタイ受難曲》第1部終曲などでも使われている有名な詩篇歌の変奏曲。M・グライターのこの曲は,独特の強さと人を惹き付ける力があります。
10/29
返信削除♪ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):
《笛の楽園》より〈緑の菩提樹の下で Onder de Linde groene〉
※英国起源で,J・P・スヴェーリンクのオルガン曲でも有名。ただ,この3者は微妙に違っており,特にファン・エイクの曲は相当違います。もしかしたら〈アマリッリ〉のように,同タイトルで違う曲が伝わっている可能性もあるんでしょうか。
11/5
返信削除♪ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):
《笛の楽園》より〈朝のシルヴェスター Silvester inde Morgenstont〉
※英国起源で大陸で流行した器楽曲。《フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック》(18c)ではT・モーリーの〈ナンシー Nancie〉で知られている。他に〈良い仲間を愛するあなたたちは皆 All ye who lover good fellows〉やV・ハウスマンの5声への編曲でも知られ,〈ロンドンの徒弟 The London Prentice〉という歌詞が付いて出版(19c)もされています。
11/12
返信削除♪ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):
《笛の楽園》より〈涙のパヴァーヌPavane Lachryme〉
※J・ダウランドの有名な曲の変奏曲。リュート独奏曲も歌曲もリコーダーの変奏曲も,どれもステキです。
この日はちょっと集中を欠いて,あまり自分では満足できない演奏でした。
11/19
返信削除♪トマス・モーリー(1557ca-1602):
《2声のカンツォネット集》(1593)よりファンタジア〈嘆き Il Lamento〉
※〈狩り La Caccia〉ともどもブリュッヘンのLPとCDで散々なじんで,楽譜もかなり早い時期に購入したものの,演奏する機会がなかなかなくて,今年の2月の十字屋三条本店でのリコーダーフェアでT永さんと演奏したのが初。
しかもその時にはブリュッヘンのようにテナーではなくて,アルトでアルト読みして演奏(他の曲でD管テナーのヴォイス・フルートを使ったのでバラエティを持たせるため)。授業ではヴォイスで。
この日の演奏は他に吹き手のあてがないので,自分の音をTASCAM DR-1で自宅録音した第2パートに合わせて第1パートを演奏。