簡単なコメントも付けます〔◯は普段,◎は特に普段使っているもの)。
【フラジオレット】
・平尾工房 xi ※2012年の横浜のコンサートでようやく日の目を見たとても小さな笛。本当に鳥にはふさわしいです。
【ガルクライン】
・Kûng 440Hz (xi) ※様々なリコーダー紹介用に。
【ソプラニーノ】

○モーレンハウエル(キンゼカー)F管442H (xiii) ※初期バロックタイプ。〈イギリスのナイチンゲール〉が意外によくはまります。
・Friedrich von Huene F管415Hz (viii) ※良く鳴りますが,キンキンしません。
・ヤマハABS F管442Hz (?) ※フォン・ヒューネが来るまでは大活躍でしたが,どうしてもキンキンします。
【ソプラノ】
・平尾工房(テイバーパイプ)D管440Hz xi ※2012年の横浜のコンサートでようやく日の目を見ました。3つしか穴がありませんが1オクターヴちょっとの音域が出ます。テイバー(太鼓)が欲しいところです。
◎斉藤エイク C管442Hz xiv ※反応が早くともかく軽く鳴る。鳴り過ぎるという感じでもあるので,慣らしをしてどのようになるか楽しみです!(写真右)

◎平尾工房エイク C管415/442Hz x ※替え管はピッチが違うだけでなく性格も違います。415のチェンバロと初期バロックのレパートリーを合わせるためにも大活躍(写真右)。
・メック (ルネサンス) C管440Hz (mm) ※平尾エイクが来るまでは大活躍。
・鈴木楽器ガナッシ C管442/466Hz* x ※調整中。
◎平尾工房エイク C管466Hz ix ※ファン・エイクや初期バロックを吹くのに大活躍。
・竹山木管製作所 C管415Hz viii ※実はあまり出番がありません。一度コルクの巻き直しをしました。
・鈴木楽器 C管442Hz* x ※19世紀のレパートリーを吹くのに使うようになりましたが,音程がやや特殊です。
○全音ABS (ステインズビーJr) C管442Hz (?) ※高音が出にくいのは楽器のせいだと思ってましたが,吹き方を変えたら良く鳴るようになりました(汗)。
【アルト】
・平尾工房(中世タイプ)F管440 xi ※右手小指の指穴が遠いのと調律をピタゴラスにしていただいたので出番がありませんでしたが,2013年に中世の曲を吹く機会があったことで日の目を見ました。
◎Adrian Brown (Ganassi) G管442/466Hz (ix) ※ルネサンスから初期バロックで大活躍の笛。2014年フェアで徳永さんに調整していただきました。
○モーレンハウエル(キンゼカー)G管442Hz (xiii) ※第3オクターヴで駆け回るディミニューション用に。あとは意外に19世紀のA♭管チャカンの代わりに。
・モーレンハウエル(キンゼカー)F管442Hz (xi) ※神戸松蔭のクリスマス・コンサートのピッキで日の目を見ました。
・鈴木楽器 (ガナッシ) G管442/466Hz* x ※こちらもだいぶ慣れてきました。

・竹山木管製作所 F管415Hz xi ※パワーのあるリコーダーが欲しくて作成してもらいました。同時期に制作していただいたローズウッドのとかなり迷いましたが吹いてる側よりも聴いている側によく聞こえるようです。
◯鈴木楽器 (ステインズビーJr) F管415Hz x ※ボックスウッドの人工象牙付で音はしっかりしていますが,割と繊細な笛です。

○竹山木管製作所 F管415Hz* viii ※楓ですが年数を経て良い感じになってきました。
◎竹山木管製作所 F管442Hz xi ※こちらもパワーのある442のリコーダーが欲しくて作成してもらった人口象牙付き。ほんの少しキズがあるために割り引かれていたけど,目立たないし演奏には支障がなくてとてもお得な1本。選定の時に山岡先生がおられたので,先生にも見立てていただいた自慢の1本でもあります!
○竹山木管製作所 F管442Hz viii ※楓でもこちらは意外にあまり変化を感じません。19〜20世紀のドソロで活躍ですが,現代楽器と合わせるには少し力不足。
○全音ABS (ブレッサン) F管442Hz (?) ※木のリコーダーが来る前までは大活躍。落として足部管が一部崩壊(泣)。ボンドでくっつけています。
【ヴォイス・フルート (D管テナー)】
◯Tim Cranmore (Denner) D管392/415/442Hz (viii) ※よく吹いていますが,モダンと合わせる時に442が案外大活躍。392はフレンチ (ヴェルサイユ)・ピッチとして。音程が少し独特。
◯竹山木管製作所 D管415Hz* viii ※最もよく吹いている1本。トラヴェルソの曲を吹いていました。
【テナー】
◎平尾工房(ガナッシ)C管440Hz xiI ※本当は展示用で売る予定がなかったものを譲っていただいた貴重な一品。それでも調整に時間が必要でしたが,とてもよく鳴る楽器です。
・モーレンハウエル(キンゼカー)C管442Hz (xi) ※初期バロックのコンサートのために急遽購入。平尾工房のが来る前までは活躍。

・メック (ルネサンス・コンソート) C管440Hz (x) ※買わないはずのフェアでしたが,良い音で型落ちの破格値だったので(写真)。ただしあまり大きな音では鳴りません。
・竹山木管製作所 C管415/442Hz* x ※442はD管のフレンチ・ピッチとしても利用。415は特に少し運指が違います。
【バス】
・ヤマハ F管415/442Hz* x ※2012年のトリオのコンソートのために慣らしが済んで,良い音で鳴ってくれるようになりました。
○モーレンハウエル(キンゼカー)F管442Hz (xiv) ※バスで1つと思ってあるコンサート用に買って,そこでは吹かなかったのですがなかなか良いです。
【フラウト・トラヴェルソ (バロック・フルート)】
◯アウロスABS(ステインズビー・ジュニア)415Hz (ix) ※通称「蛍光灯」。前田りり子先生時々レッスンを受けており,それ以外の時には様々な曲を吹いています。
・アウロスABS(グレンザー)442Hz (?) ※評判は良くないようですが,軽い感じで鳴ってくれます。

【ルネサンス・フルート】
○Tardino Tenor D管 440Hz(xiv)素朴,透明感という言葉で言い表せない面白い一品。
【バロック・ギター】
◎クリストファー・ラージ作 5コース・バロック・ギター(ヴォボアン・モデル)(xiv) ※和音楽器はやはり間違いなく楽しいです♪