バッハの《ロ短調ミサ》の〈グロリア〉に含まれていて次回の聖歌隊で歌う曲ですが,1年前にも歌った曲とはいえ1度歌っただけだとなかなか身にならず2回以上歌うとようやく身体に入ってきますから,もう1度取り上げて歌詞の表現を深めていくのと,シャープがやたら多い音程もより純正に取れるようにしていきたいと考えています。
3月28日(日)の枝の主日(しゅろの主日)すなわち復活祭の1週間前の受難週礼拝で歌う予定です。
今はテオルボでの通奏低音を中心に活動しております。 お気軽に musicaantiquaohmi(at)yahoo.co.jp((at)は@に変更をお願いいたします) にご連絡いただれば幸いです。 湖国に住みながらなぜか阪神方面,名古屋,東京での活動が多い,テオルボ(キタローネ),バロック・ギター,(ルネサンス・)リコーダー奏者です(エレキベースやアコースティック・ギター奏者,合唱指揮者,オーケストラ練習指揮者も務めていました)。 本職は別にありますが,これまでリコーダーやバロック・ギターのコンサート,リコーダーや1750年までの(教会)音楽史,旧約聖書の音楽や原語のヘブライ語についての講演などを行っています。
2009年12月27日日曜日
2009年12月23日水曜日
燭火礼拝(12/23)
リコーダーでファン・エイクのクリスマス関連の変奏曲2曲を吹き(曲目未定),聖歌隊が《メサイア》第1部終曲の〈His Yoke Is Easy〉を指揮する予定です。
よろしければお時間のある方はお気軽にのぞいてみて下さいませ。クリスマス前に,キャンドルをともしながら静かな礼拝のひと時をお過ごし頂けるかと思います。
日時: 12月23日(水・祝) 17:00-18:00
場所: 近江福音自由教会(JR湖西線唐崎駅下車南へ徒歩5分)
曲目:
♪ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):《笛の楽園》より 〈みどり子我らに生まれりPuer nobis nascitur〉
♪ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):《笛の楽園》より 〈ひとり子が私らに生まれたEen Kindeken is ons gebooren〉
♪ジョージ・フリデリク・ヘンデル (1685-1759):オラトリオ《メサイア》より 〈彼のくびきはやさしくHis Yoke Is Easy〉
よろしければお時間のある方はお気軽にのぞいてみて下さいませ。クリスマス前に,キャンドルをともしながら静かな礼拝のひと時をお過ごし頂けるかと思います。
日時: 12月23日(水・祝) 17:00-18:00
場所: 近江福音自由教会(JR湖西線唐崎駅下車南へ徒歩5分)
曲目:
♪ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):《笛の楽園》より 〈みどり子我らに生まれりPuer nobis nascitur〉
♪ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):《笛の楽園》より 〈ひとり子が私らに生まれたEen Kindeken is ons gebooren〉
♪ジョージ・フリデリク・ヘンデル (1685-1759):オラトリオ《メサイア》より 〈彼のくびきはやさしくHis Yoke Is Easy〉
〈His Yoke Is Easy〉(12/20, 23)
私が指揮者を務める近江福音自由教会聖歌隊で,次に取り上げるヘンデルの《メサイア》からの第21曲。
《メサイア》の合唱曲もなかなか難しいので,楽譜だけでは難しく,楽譜も十分読みこなせない方もおられるので,いつものことですが,練習用パート音源を作ります。《ロ短調ミサ》でもそうします。
これを自宅などで聞いて覚えてきていただいて(!),練習に参加していただくとたいへんに捗ります。難点としては,私が間違えたり曖昧に歌っているところもそのまま覚えてしまうことがあるので,その修正は案外大変ですが(苦笑)。
今回の曲はソプラノに高いb''があって,いくらカウンターテノールで出してもちょっと無理があったので,全体にオクターブ下げて録音しました。その他のパートは実音。
公にするほどのことはありませんが,私もよく忘れるので作業手順を書いておきます。今回は3分弱の曲なので,全体で2時間以内ですんだのは御の字でしょう。
・アプリはCubase AI 4。
・サンプルの音源を読み込む。AIFFかWAVなら確実。
・それを聞きながら各パートを何度か録音。
・声とサンプルを左右に振って,各パートをミックス。レベルを上げ忘れるので注意!
・できたWAVをMP3などに変換して,配信の準備。
* * *
あとは,《メサイア》の自筆譜ファクシミリを一応確認。《メサイア》は版がたくさん存在して大変ですが,自筆譜の筆跡は概して明快だと思います。歌詞は結構書いてなかったり最初の1語しかなかったり,8分音符の書き方が独特だったりして面白いですし,自筆筆はどういう流れを意識していたかがよくわかるので,やはり重要です。
《メサイア》の合唱曲もなかなか難しいので,楽譜だけでは難しく,楽譜も十分読みこなせない方もおられるので,いつものことですが,練習用パート音源を作ります。《ロ短調ミサ》でもそうします。
これを自宅などで聞いて覚えてきていただいて(!),練習に参加していただくとたいへんに捗ります。難点としては,私が間違えたり曖昧に歌っているところもそのまま覚えてしまうことがあるので,その修正は案外大変ですが(苦笑)。
今回の曲はソプラノに高いb''があって,いくらカウンターテノールで出してもちょっと無理があったので,全体にオクターブ下げて録音しました。その他のパートは実音。
公にするほどのことはありませんが,私もよく忘れるので作業手順を書いておきます。今回は3分弱の曲なので,全体で2時間以内ですんだのは御の字でしょう。
・アプリはCubase AI 4。
・サンプルの音源を読み込む。AIFFかWAVなら確実。
・それを聞きながら各パートを何度か録音。
・声とサンプルを左右に振って,各パートをミックス。レベルを上げ忘れるので注意!
・できたWAVをMP3などに変換して,配信の準備。
* * *
あとは,《メサイア》の自筆譜ファクシミリを一応確認。《メサイア》は版がたくさん存在して大変ですが,自筆譜の筆跡は概して明快だと思います。歌詞は結構書いてなかったり最初の1語しかなかったり,8分音符の書き方が独特だったりして面白いですし,自筆筆はどういう流れを意識していたかがよくわかるので,やはり重要です。
2009年12月3日木曜日
音楽文化論Bでアンサンブル(12/3,10,17,1/7)
今日から4回,音楽文化論Bでは,毎度の私のソロではなくて,神山交響楽団の弦5名に手伝っていただいて,モダン楽器とではありますがリコーダーが入ったコンチェルトを演奏します。
その1回目は本当は来週からの予定でしたが,本日『大学案内』の撮影が入るということで繰り上げて演奏。
しかも,内容はイタリア・バロックの回なのでヴィヴァルディを演奏するとぴったりなのですが,ヴィオラが降り番で写真に写らないので,ヴィオラがあって第1回目にふさわしくて一番まとまっていそうなテレマンに変更。
昨日2時間半ほどテレマンをみっちりと中心にして4曲とも合わせをしましたが,その時からチェロが不調で結局今日来れなくなったのは残念でした。
本日の曲は次の通りです。
12/3
♪ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
《序曲》イ短調 TWV55:a2より〈序曲〉
※別名「リコーダー協奏曲イ短調」。この第1楽章〈序曲〉は,緩-急-緩のフランス風序曲の形を取る。
今後の予定としては,別記事にも記しましたがヴィヴァルディ《夜》(ヴェネツィア/室内合奏版)から,ヘンデル《水上》第3組曲から,バッハ《序曲》第2番ロ短調からで,ヘンデルとバッハはトラヴェルソが指定されている部分はリコーダーで。
その1回目は本当は来週からの予定でしたが,本日『大学案内』の撮影が入るということで繰り上げて演奏。
しかも,内容はイタリア・バロックの回なのでヴィヴァルディを演奏するとぴったりなのですが,ヴィオラが降り番で写真に写らないので,ヴィオラがあって第1回目にふさわしくて一番まとまっていそうなテレマンに変更。
昨日2時間半ほどテレマンをみっちりと中心にして4曲とも合わせをしましたが,その時からチェロが不調で結局今日来れなくなったのは残念でした。
本日の曲は次の通りです。
12/3
♪ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
《序曲》イ短調 TWV55:a2より〈序曲〉
※別名「リコーダー協奏曲イ短調」。この第1楽章〈序曲〉は,緩-急-緩のフランス風序曲の形を取る。
今後の予定としては,別記事にも記しましたがヴィヴァルディ《夜》(ヴェネツィア/室内合奏版)から,ヘンデル《水上》第3組曲から,バッハ《序曲》第2番ロ短調からで,ヘンデルとバッハはトラヴェルソが指定されている部分はリコーダーで。
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感謝の響きVol.9~祈り 飛翔 歓び http://musikbell.com/concert.html 9月に引き続き、La voce del Seicentoで出演します! 感染を防ぐために入場を制限することになっておりますので、お手数ですが整理券を下記のサイトでお申し込...

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今年度も始まりました1750年までの音楽史の講義です。 春学期は旧約聖書の時代から1517年頃までなので,そのあたりのリコーダーのレパートリーは実際には吹きませんが,バロックの曲を色々とリコーダーで吹くことで,学校でしか習っていないはずのリコーダーに対する見方が変わると良いな...
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春学期は案外サボってしまったのですが,秋学期の音楽文化論Bでは公開練習も兼ねてリコーダーを吹くことにしました。 時代的にもルネサンス後期からバロックに入りますし,レパートリーとしても選択はしやすいです。 今年は,去年のようなバロック・アンサンブルができるかどうかは微妙です...